天国に。

個人的な日記です。本当は公開しなくていいものなのです。

忘れることはないけど、記録にしておきたいことだし、
記録することで、整理したいと思いました。

誰にも見られないとなると、果てしなくあれこれ書いて、
余計に混乱してしまいそうで。なのでこちらに残しました。

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レッスンもピランチのころからずっと通ってくれていてたゲストの一人といえばそうだけど、
共通の友だちもいて、時々一緒にパン教室に行ったり、
いろんなことも話したりで、私にとっては友だち。

レッスンの時は誰より遠い所から通ってくれていたのに、
誰より早くうちについて、ドアを開けると、いつもキラキラした笑顔。
”１か月が長かったよー楽しみだったんだー”いつも言ってくれた。

器の趣味が似ているのか、ウチにあるものをたくさん気に入ってくれたし、
私のレシピを何回も家で作ってくれてた。

お互いが好きな作家さんに突撃で連絡してくれて、
いつかその器でゴハン会をしよう。なんて約束をとりつけてきてくれたりもした。

おいしいパンも焼いて持ってきてくれた。

他にも書ききれないくらい、私がウレシイと思う事を、
たくさんたくさん届けてくれたのに、私、なーんにもｍさんにできてなかったし、
すごく鈍感だった。

ｍさんは子供みたいに無邪気。と思っていたけど、
本当の意味で大人だったのかなって思う。

誰にもいつもやさしくて誰にもいつもまっすぐ。
誰とでもハッピーなことを共有できて、その人をもっとハッピーにできるひとだった

天使みたい。

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ｍさんが死んじゃって。と連絡をもらった時、
全然ピンとこなかった。その日ずっとずっとピンとこなかった。

でも、その日、買い物に行って、家の中を見回して、
ｍさんが好きって言ってくれたものが、
すごーくたくさんあることに気が付いた。

”hanaちゃーん、あれどこで買ったの？こっち（地元）じゃ売ってないんだよねー”とか、
”この間のお皿、思わずポチっとしちゃったよー”とか。

今でもまだ周りを見ると、ｍさんが残してくれたコメントを思い出せるものが、
まだまだあったりして。

知り合ってそう長いわけじゃないけど、
すごくたくさんのものを残してくれたｍさん。
私は今になってそれに気が付いてるし、私はｍさんに同じようにできてなかった。

時間がたってじわじわと、悲しい気持ちと申し訳ない気持ちで、泣けてしまう。

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ｍさん、天国に行ってしまうちょっと前、メールをくれた。

次回の予約。それから、しばらく事情もあってお休みします。と。
だけどblogもフードソムリエもずっと指をくわえて見てるから。と。
他にも、私のことすごくたくさんたくさんほめてくれて、
これからもがんばってね。と締めくくってあって。

「一生の別れみたいなメールしないで」って。そう返したのが、
まさか、まさか本当のことに。

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年が明けてから体調がよくなかったけど、暖かくなって元気を取り戻して、
その日のうちに連絡をくれたｍちゃん。
毎日の日記にも楽しいこと、うれしいことがたくさん書いてあって。

今回のことは事故。（私はそう思う）。
しんどかった冬の時間を取り戻すみたいに、
パンを焼いて、好きなことをして、人との絆をまたつなぎなおしてて。

「どうして死んじゃったの」って思うけど、
もしかしてmさんが一番「どうして」と思っているような気がする。
でも、そう思いながらも、きっとｍさんのことだから、
家族のひとに「ごめんね」って言ってるような気がする。

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ｍさんのことを思い出したら、みんないろんなこと、頑張れると思う。
きっと今は誰より辛いご家族だってそうだよ。

ｍさんのこと、忘れちゃう人なんていないし。

安心してね。静かに、休んでね。ありがとうね。

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